『おんたやき』と読みます。大分県日田市の山あい「皿山」に10軒の窯元が今も世襲制で、窯を守り続けています。
国の重要無形文化財にも指定されています。
小鹿田焼の始まりは18世紀初め、小石原の陶工を招いて焼かせたのが始まりだとか。
そのため、「飛びカンナ」や「刷毛目」の技法には小石原との共通性もありますが、現代的にアレンジされた感のある小石原の「飛びカンナ」とは、一線を画するものがある、と私は思います。
窯元の集落のすぐ裏には川が流れ、この水力を利用して「唐臼」で、陶土を砕き使用しています。
この川の流れと唐臼が土をたたく音が、あちこちから聞こえてきてなんとも言えない風情なのです。
どこの窯元でも、水簸(すいひ)した土や、天日干しのうつわが並べられ、窯元によっては、登り窯の入り口が開いていて、のぞけるようになっています。
夫と私は「社会科見学」さながらに、のぞいてきましたよ。
もちろんやきものも楽しめますが、辺りの風情も楽しみたい場所です。
日常使いの器は、お手ごろ価格で、私が買った15センチほどのお皿が確か450円。(特価品でなく)
花入れとして使っている水差し(ピッチャー 高さ15cm位)が2000円ほどだったかな?(不正確でごめんなさい)
秋には民陶祭が催されますので、機会がありましたら、是非訪ねられてはいかがですか?
この時期は、どこも家族総出で接客です。かわいい小学生もお店番。器を上手に包んでくれたりして、そんなことも嬉しかったり。わきあいあいのお祭りです。
今度訪れたら、わたしは、飛びカンナの中に、渦巻き模様の入った面白くて ひょうきんなお皿を手に入れたい、と思っています。
|